当店で販売している【アロマオイル】は、精油やエッセンシャルオイルとも呼ばれる１００％天然の植物エッセンスです。
100円ショップなどで販売している合成香料のものもアロマオイルと呼ばれますが、アルコールと香料等で作られており、アロマテラピーとしての効果は期待できませんし皮膚に塗ったりすることも出来ません。アロマポット等で楽しみで香らせること自体は問題ありません。
それらと区別するために、このページではアロマオイル→精油と表現しております。

＜精油の製造方法について・・＞・

精油は油脂ではありません。有効性分を高濃度に含有している芳香性のある有機化合物です。植物から抽出した100％天然のものですが、絶対に安全ではありません。中には毒性を示す物もありますし、植物中に存在するよりはるかに凝縮されているものだからです。ですが、使用上の注意を守って使用すれば危険なものではありません。

１つの精油はたくさんの成分からなっています。ある植物から抽出された精油は独自の成分をもっており、独特の香りがします。同じ植物から抽出しても、環境等によって成分比率はさまざまです。またそれがアロマの魅力なのかもしれません。ある精油は心と体を落ちつかせリラックスさせ、ある精油は心と体を刺激し、活性化させてくれます。

【精油製造法】
精油の元となる原料植物によって抽出方法は異なります。主に『水蒸気蒸留法』と『圧搾法』、『溶剤抽出法』によって抽出されます。成分のもつ性質によって抽出方法が選ばれます。

★水蒸気蒸留法★
原料植物を釜に入れて、蒸気を吹き込んだり釜の中の水を沸騰させたりして、出た水蒸気は冷却管を通 って冷され液体になります。この液体のうち、上に浮いた成分が精油です。下の水は水に溶けやすい水溶性の成分が溶け込んでいます。これは『【芳香蒸留水】【フローラルウォーター】と呼ばれ化粧水として販売されています。精油の香りとは若干違います。

★圧搾法★
柑橘系の精油を得る時にこの方法が使われます。ローラーや遠心法で機械で圧搾し、低温で精油を得るため、熱による変質をしないので自然のままの香りを保ちます。しかし、不純物が入っていたり変質しやすい成分が含まれていて、精油の劣化が早いので 注意が必要です。

★溶剤抽出法★
ローズやジャスミンなどの精油を得る時にこの方法が行われます。揮発性の有機溶剤を使用して溶剤釜で抽出します。芳香成分と一緒に溶け出てきたワックスからエチルアルコールで芳香性分を取り出し、得られたものをアブソリュートといいます。　

　

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